【超新作】 日本におけるキュビスム　ピカソ・インパクト　図録 アート・デザイン・音楽

日本におけるキュビスム　ピカソ・インパクト　図録ピカソやブラックらが実践した、物の形を三角形や丸など幾何学的な図形に置き換えて描く「キュビスム」。この美術運動が日本でどのように展開したのかを辿る画期的な展覧会キュビスムは、フォーヴィスム、表現主義、未来派など、他の２０世紀の美術運動と列挙されることが多く、それのみを検証した展覧会は初めての試みです。この展覧会は、鳥取県立博物館、埼玉県立近代美術館、高知県立美術館の３館が合同で開催３年がかりで実現にこぎつけました。作品を選ぶ中でどこまでを“キュビスム”の作品とみなすかは最後まで悩みました。日本ではキュビスムは他の様式と一体となって生まれたため、戦前でいえば未来派や表現主義や構成主義、戦後ではルポルタージュ絵画など、通常は違う文脈で紹介される作品が多数含まれています。“果たしてこれはキュビスムと言えるのだろうか…”と各館の担当者の間でも、意見が割れよく知られた名品を取るかあまり知られていない作品を発掘するか問題でした。必ずしも当初のドリームプラン通りのラインナップではありませんが、最終的には、日本でのキュビスムの展開を語る上で核となる作品が集まりました[出版社] 読売新聞社, 美術館連絡協議会[発行年] 2016年[コメント] キュビスムが二度にわたって、別々の文脈で日本の作家たちに受容されたという仮説に基づき、きわめて異例なこのような状況をピカソとブラックの作品、そしてそれらに触発された日本の作家たちの作品、約150点によって検証した展覧会の図録目次序論　尾崎信一郎第一部　日本におけるキュビスム大正期キュビスムの需要と様々なイズム　林野雅人まとうキュビスム、立ちあらわれるキュビスム-一九二〇年代の工芸・デザイン界における前衛的造形の展開　五味良子今西中通とキュビスム　奥野克仁第二部　ピカソ・インパクトキュビスムが痙攣するとき　平野到キュビスムと日本の造形　天野一夫一九五〇年代のキュビスム　尾崎信一郎コラム作家略歴作品リストサイズ：28.3×21cm　ソフトカバー　231ページ

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